この記事は
・ドリップコーヒーを淹れる時に使う道具について紹介しています。
・もっとドリップコーヒーを楽しみたい初心者さんにおススメです。
はじめに
はじめに、
今回器具を取材・体験を快諾して下さったカメ吉coffee(個人)さんの紹介をさせていただきます。
- 出会いはcafe Birdbath
寂しがり屋さんにおススメ cafe Birdbath(東京都) | ハジメル.com (hajicom.com)
- 職人気質で突き詰めるタイプ
- やどかり珈琲さん(Facebook)に弟子入りし、見る間にコーヒー沼にハマっていった一人
- コーヒー豆のおいしさを引き出す手法を試していくうちに、焙煎具合にまでこだわりを持ちはじめ、独自の自家焙煎レシピも250に届く勢い
今回は、そんなカメ吉coffeeさんにお願いして、お宅訪問しました。
使わせてもらった器具と動画(youtube)はブログ後半にまとめておきます。
コーヒードリッパーってこんなに種類があるの?
「コーヒーを淹れる」と言うと、ドリップコーヒーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
ドリップコーヒーとは
ひいたコーヒー豆を、紙や布のフィルターで漉こしていれたコーヒー。
コトバンク引用:ドリップ珈琲(ドリップコーヒー)とは? 意味や使い方 – コトバンク (kotobank.jp)
ドリップコーヒーを淹れる為に使うのがコーヒードリッパー。
「コーヒードリッパー」とは、フィルターをセットして、コーヒーの粉を入れるための器具です。
そのドリッパーにこんなに種類があるなんて・・・
■ドリッパーの種類
形状は大きく分けて「円錐型」と「台形型」の2種類があります。
円錐型
円錐型は台形型に比べると穴が大きいのが特徴です。円錐を伝って真ん中にお湯が集まり下に落ちてきます。
注ぐお湯の量や速さで味が変わってくる為、少し慣れが必要かもしれません。
カメ吉coffeeで拝見した円錐ドリッパーは、コーヒーフィルターも兼ねたHARIOのステンレス製のものでした。
細かな編み目の2重構造のフィルターです。
お湯を注ぐとコーヒーがドリッパーの穴からじわりじわりと湧き出してきて、つい見入ってしまいます。
ペーパーを使った時と違い、コーヒーの脂もそのまま入ってくるので、舌から喉を通るときにの飲み心地がまろやかな感じでした。
日頃のお掃除は洗剤を使わずに水やお湯で洗い、ハケやブラシで目に詰まったコーヒーの粉を落とします。
台形型
台形型には円錐型よりも小さな穴が開いており、穴の数はメーカーで違います。
穴の数は、
メリタ:1つ
HARIO:2つ
カリタ:3つ です。
お湯を注ぐと、コーヒーがドリッパーの底の方に溜まってからポトポトと落ちる構造です。
台形型は、お湯の注ぐ速さで味が変わってくる円錐型とは違い、お湯の注ぎ方によるコーヒーの味の差が出にくい為、慣れていない方でも使いやすい形状と言えますね。
今回、カメ吉coffeeで拝見したのは、穴が1つのメリタでした。
ドリッパーの内側に見えている溝は、「リブ」と呼ばれます。
このリブ(溝)の役割は、ペーパーフィルターがドリッパーに密着することを防ぎ、コーヒーに含まれているガスが抜けるようになっています。
リブは写真のような直線のものと、ぐるぐると螺旋状のものなど、メーカーによって種類があります。
リブの形状で、お湯の流れが変わることで、コーヒーの味にも変化が出てきます。溝ひとつとっても奥深いですね。
コーヒーフィルター(コーヒーの粉をろ過して抽出)
さて、コーヒードリッパーのお供は、コーヒーフィルターです。
コーヒーフィルターとは
コーヒーを抽出するときに、コーヒーの粉をこすもの。紙製と布(ネル)製がある。
コトバンク引用:コーヒーフィルターとは? 意味や使い方 – コトバンク (kotobank.jp)
フィルターの種類は
ペーパー(紙)
ネル(布)
金属があります。
■ペーパーフィルター(紙)
よく使われているのはペーパーフィルターでしょう。色が違うのものを見かけますが漂白の有無の違いです。
無漂白タイプ(茶色っぽい色)→淹れたコーヒーに紙の香りがする時があります。
漂白タイプ(白い色)→漂白処理で紙の香りを取り除いたものです。
(最近は安全性が認められている酸素漂白方式が増えているようです。)
■ネルフィルター(布)
見た目はカッコいいネルフィルター。手間を惜しまない方は楽しめそうですね。管理人はズボラなのできっとネルを活かしてあげることができないw
おろしたてのネルは、糊やほこり、布独特のニオイを取るため、コーヒー液で20分くらい煮て、あらかじめコーヒーをなじませておくといいです。
ネルフィルターは日頃の保管も毎日水を変えて冷蔵庫で保管、、、やはり、管理人にはネルフィルターは向いていないようです。はい。
共感して下さっているアナタ。ネルをやっぱりつかってみたいそこのアナタ!朗報です。
カメ吉coffeeさんが持っていたのは洗って乾かした状態で保存できるネルフィルター。
そんな奇跡のネルフィルターは「リネン(麻)フィルター」ですよっ。
これならズボラな管理人でもちょっと買ってみようかな、って気になります。
だって恰好から入るタイプだもんで。
■金属フィルター
先に掲載している円錐型ドリッパーをご覧下さい。
手挽きのミルで優雅な時間を
コーヒー粉じゃなくて、あたいはコーヒー豆を挽くところから楽しむのよ。って方。
そうですよね。器具も増えていきますよね(むふふ💛)
ミルでコーヒー豆を挽くときの、なんと優雅なこと。次第に香ってくるコーヒーのアロマ的存在に脳内まで癒されてきます。
カメ吉coffeeさんが今回使っていたのは「1Zpresso」のコーヒーグラインダー。
細かく粒度調節できて、ずっしりとした重量感。大きめのグリップが握りやすくて存在感ありありのミルです。
これを持っていれば劇的にコーヒーが美味しく淹れられる、かも
■コーヒースケール
コーヒー豆の量やお湯の量をしっかり測ることは美味しいコーヒーを淹れる近道。
タイマーもあれば、コーヒーの蒸らし時間、抽出する時間(お湯を落とす速度)の目安も一目瞭然。安定の味がそこに。
■温度計
お湯の温度でコーヒーの味も変わります。
お茶も種類で淹れる温度が違うように、コーヒー豆も種類や淹れ方によって、味が七変化します。適した温度を知ることでコーヒーの味わいをあなた好みに。
こだわりのカメ吉coffeeさんはポットに当たる部分にパッキンを自作していました。恐るべしカメ吉coffee。
ポットに着けた毛糸のカバーも可愛すぎます💛
ドリップコーヒー体験のまとめ
奥が深い。
ドリップコーヒー編でこれだけ話題があると(しかも一部にしか触れていないのに)、まだまだ続くコーヒー器具編に遠い目をし始めている管理人w
カメ吉coffeeさんの協力無くしては、あり得ないこの企画。
時間が経てば経つほど、この老いてくるシナプスを叩き起こしながらの作業が辛くなるはず。
早めのアウトプットを心がける所存です。
今回、飲ませてもらったコーヒー豆はこちら。
もちろんカメ吉coffeeさんの自家焙煎豆です。
少しでも今回の記事で興味を持っていただければ幸いです。
レッツコーヒ沼✊
■こちらも合わせてどうぞ
youtube はぴちょろちゃんねる:コーヒー器具を体験してみた(ドリップコーヒー編)
■撮影で使用させてもらったコーヒー器具
手挽コーヒーミ:1Zpresso コーヒーグラインダー Zpro 【国内正規品】:https://amzn.to/3QWWhEK
コーヒースケール:acaia コーヒースケール Lunar A-004:https://amzn.to/3QXwGLQ
ドリッパー兼フィルター(円錐型) HARIO(ハリオ) ダブルメッシュメタルドリッパー 1-2杯用 ヘアラインシルバー DMD-01-HSV:https://amzn.to/3spVuSl
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■コーヒー器具メーカーページ
1zpresso:https://1zpresso.coffee/jp/
acaia:https://jp.acaia.co/collections/coffee-scales
HARIO(ハリオ) :https://www.hario.com/product/coffee/
メリタ Melitta:https://www.melitta.co.jp/melitta-hh-pourover/
ドーナツショップYOUAND(Instagram):https://www.instagram.com/doughnutshop_youand/
最後までご覧いただきありがとうございました。