バードウォッチングを始めたきっかけ。身近な鳥を観察したら世界が変わった!

バードウォッチングハジメル カメラ・写真

バードウォッチングと聞くと、双眼鏡を持って山や森へ出かけ、珍しい鳥を探す。そんなイメージがありませんか?

実は私も、最初から本格的に鳥を探していたわけではありません。

きっかけは、いつも身近にいた鳥たちでした。

いつも同じところにいるはと

毎回、同じ時間に同じ場所で鳴いているハト。

冬になると丸まるとしてくるスズメ。

何気なく見ていた鳥たちですが、よく観察していると不思議なことがたくさんあります。

鳥たちには、人間のように季節や時間を確認する習慣なんてないはず。それなのに、どうして毎日同じような時間に、毎年同じように現れるんだろう?

そんな小さな疑問から、鳥たちの暮らしに興味を持つようになりました。

いつも見かける鳥だけでなく、まだ知らない鳥も見てみたい。

そう思ったのが、バードウォッチングを始めたきっかけです。

見つからない鳥

いざ、鳥を探しに出かけてみると……。

鳴き声は聞こえるのに、どこにいるのかわからない。

木が高くて、葉っぱが茂っていて、姿が見えない。

あっちかな? こっちかな?

ウロウロしているうちに、結局見つけられないまま帰ることもありました。

鳥を探すって、思っていたより難しい!

そんな日々が続いていたある日のこと。

鳥が見つからず、疲れて休んでいた私の目の前に、突然エナガの群れがやってきたのです。

木の枝から枝へと移動しながら、次々に姿を見せるエナガたち。

「えっ、こんな近くにいたの!?」

あれほど探しても見つからなかったのに、向こうからやってきてくれたのです。

そのとき、ふと思いました。

そうか。歩き回って探すだけじゃなく、待ってみればいいんだ!

鳥の見つけ方

それからは、やみくもに歩き回るのをやめました。

ひとところにとどまり、じっと待ってみる。

耳を澄まして鳴き声を探し、目を凝らして枝や葉っぱの動きを観察する。

木くずや葉っぱが落ちてきたら、そのあたりに何かいるのかもしれません。

もちろん、毎回うまくいくわけではありません。

それでも、じっと観察していると、鳥の姿を見つけられることが増えてきました。

鳥を見つけるためには、ただ目で探すだけではなく、耳も使うことが大切なんですね。

そして、鳥が現れるのを待つ時間も、バードウォッチングの楽しみのひとつになりました。

カラスに怒られた

鳥を観察するようになって、もうひとつ感じるようになったことがあります。

それは、自分が鳥たちの暮らす場所にお邪魔しているということ。

いつものように鳥を探していたとき、頭上からコンコンと音が聞こえてきました。

見上げると、カラスが枝をくちばしで叩いています。

「なんだろう? しつこいなあ」

最初はそんなふうに思っていました。

ところが、よく見てみると、枝の上にはいろいろなものを組み合わせて作られた巣があったのです。

どうやら私は、カラスの巣の近くにいたようです。

そこを少し見せてもらっていると、今度は一羽のカラスが私めがけて飛んできました。

これは相当なお邪魔らしい!

カラスが本当に何を考えていたのかはわかりません。でも、私には「早くそこをどいて!」と言っているように感じられました。

そりゃそうですよね。

自分の家の近くに知らない人が居座っていたら、気になりますもの。

特に子育ての時期は、親鳥も神経質になっているのかもしれません。

これ以上、気をもませるのも申し訳ないので、その場をすぐに離れました。

鳥を観察するのは楽しいけれど、そこは鳥たちにとって大切な生活の場所。

こちらの楽しみだけでなく、鳥たちの暮らしも尊重しなくてはいけないなと感じた出来事でした。

知らない鳥でも見つければ楽しい

バードウォッチングの面白さは、珍しい鳥を見つけることだけではありません。

鳥を探す楽しさ。

知らなかった鳥に出会う楽しさ。

いつも見かける鳥の行動を観察する楽しさ。

そして、観察を続けるうちに、今まで気づかなかったことが少しずつ見えてくる楽しさ。

私は鳥の専門家でもなければ、鳥博士でもありません。

鳴き声を聞いても、何の鳥なのかわからないことがあります。

それでも、「あの鳥は何をしているんだろう?」「どうしてあんなところにいるんだろう?」と考えながら観察するのは、とても面白いものです。

もしかしたら、鳥たちは鳥たちなりのルールで暮らしているのかもしれません。

人間にはわからないことがたくさんあるからこそ、もっと知りたくなるのです。

ちなみに、鳥を観察しているうちに、鳥そのものだけでなく、鳥が暮らす川や自然環境にも目が向くようになりました。

そのお話は、また別の機会に。

鳥の声が聞こえますか?

特別な場所へ出かけなくても、近所の公園や川沿い、いつもの散歩道に鳥たちはいます。

まずは、いつも見かける鳥を少しだけ観察してみませんか?

どこにいるのか。

どんな声で鳴いているのか。

何を食べているのか。

いつもの景色も、ちょっと違って見えてくるかもしれません。

私もまだまだ知らない鳥がたくさんいます。

これからも、自分なりに鳥たちの世界をのぞいてみたいと思っています。

鳥の言葉はわからないけれど、勝手にあれこれ想像するのも楽しみのひとつ。

あなたも鳥の言葉を聞いてみませんか?

……まあ、聞こえたところで、何を言っているのかはわからないんですけどね(笑)。

バードウォッチング、ハジメル。

身近な鳥を観察するところから、あなたも始めてみませんか?

タイトルとURLをコピーしました